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2006年 01月 07日
去年末より米国産牛肉が輸入再開された。
日本側は、これまでのスタンスとしては、米国のBSE検査の体制が整っていないというスタンスであったが、知らない間に、それもいつもの“専門家委員会”という政府の御用委員会の連中がお墨付きを出したから輸入再開ということらしい。 ただ、私は疑問に思うのは、 1) 米国のBSE検査における米国と国産牛検査のコストがどれくらい違うのか 2) 日本国内とまったく同じ検査をおこなっているのか 3) 何故、米国でBSEが発生しているにも関わらず、カナダ産の牛肉を米国が輸入禁止としているのか の3点である。 厚生労働省 米国及びカナダにおける日本向けの牛肉認定施設の査察について(結果報告) http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/12/h1226-2.html 米国における日本向け牛肉認定施設の査察結果報告の一部抜粋を下記に示す。 1 牛の月齢確認 (1)生産記録による確認 ① 子牛生産農場では、子牛の生年月日や識別番号を記録し、 フィードロットに伝達。フィードロットはこれらの情報を記 録し、パッカーに伝達。 ② パッカーでは、フィードロットからの生産記録があるもの について20ヵ月齢以下であることを確認。 (2)生理学的成熟度(A40)による確認 米国農務省(USDA)の規定に基づき適切に実施している ことを確認。① USDA格付官が、通常の格付に加え、日本向け枝肉につ いて、生理学的成熟度の判定を実施し、その記録を保存。 ② 最終的にA40以下と判別された枝肉には日本向け牛枝肉 として「USDA認証スタンプ」を押印。 2 特定危険部位(SRM)の除去 ピッシングの禁止、脊髄などのSRM除去、牛枝肉の高温・高 圧洗浄などの適切な処理を確認。 パッカーに常駐するUSDA検査官が、国内規制及び輸出プロ グラムの遵守を確認。 ※ 傍線筆者 傍線部を見てもわかるとおり、基本的には米国基準なのである。 また、米国がカナダ産牛肉を何故輸入禁止にしている件については、結局言及されていない。 しかし、厚生労働省のサイトには、同時にカナダ産牛肉についての報告も列記されている。 米国の政治的思惑に日本はどれだけ付き合わなければならないのか。 これまでも、不公平な貿易を続けてきた米国。 日本国民の安全を売り渡してでも、米国政府に媚を売らなければならないのか。 いい加減にしてほしい。 昨今、言い尽くされてきた言葉であるが、 我々労働者は、米国平均的国民のためならば百歩譲って譲歩してもよいが、 米国富裕層。政府連中のためには、一歩たりとも譲歩したくないである。 米国を向くことは、お尻はアジア、ヨーロッパを向くということだ。 もう、米国の国内問題コストを日本に押し付けるのは勘弁してほしい。 ただ、小泉売国奴総理、それを無批判に報道するマスコミ、猪瀬某等、日本の末期的症状は既に現れている。 大体、米国という国は、外務省というものがない。 “国務省”なのであり、つまり国内問題=外交問題なのである。(笑) 一部の企業だけが、首切りと派遣者で好業績を得る一方、 自殺者の増加は歯止めがかからない。 それはひとえに小泉純一郎という男の言う、“痛みに耐えろ”ということなのか。 痛みに耐えるということは、自殺者の増加を容認することなのか。 国民の安全を売り渡して、米国以外の国との関係を悪化させることなのか。 日本の牛肉生産者には、コストを負担(国民としての負担もあるであろう)、米国にもBSE発生の国としてのコストを日本の生産者(国民)と同様に正当に負担させるべきである。 これでは、日本の牛肉生産者は手負いの戦いを強いられるのである。 次に負け組みとなるのは、日本の平均的牛肉生産者になることは明白なのである。 国内牛肉生産者は、小泉自民党に捨てられたことを認識しなければならないのではないか? 我々日本の平均的労働者の痛みは、日本政府の利益、また米国政府の利益、小泉の利益 本音はそこにあることが、我々稚拙な労働者にも解ってきた昨今なのである。 自民党をぶっ壊せ? いや、君の壊したものは、 日本人の心と生活だよ。 壊しっぱなしで、片づけをしない子供のように、 責任をほっぽり出して、君は首相をやめていくのか。 まったくいいご身分だ。 参考 -------- 厚生労働省 「牛海綿状脳症(BSE)関係」ホームページ(Q&Aなど) http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/bse.html 厚生労働省 米国及びカナダ産の牛肉の輸入再開について http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/12/tp1212-1.html
by eric_brea
| 2006-01-07 18:18
| 国際問題
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